金魚を飼っていますか?
夏が終わり秋の気配が日増しに増してきていますが、夏祭りで金魚すくいをして獲った金魚が死ぬことなく、今日に至るまで飼っているという人もいるでしょう。
小生の家では2年前の夏からの金魚が元気に鉢の中で泳いでいます。次男が金魚すくいで獲り、以降世話をしています。
ところで、金魚が病気になったらどうしますか?動物病院に連れて行く、という人はそうそういないでしょう。そもそも病気かどうかも分からず、死んでしまったのを見つけることくらいしかできないと思う人がほとんどではないでしょうか。
ところが、凄い飼い主がいました。金魚にとっては幸せこの上ない飼い主かと思います。
A cherished goldfish in Australia was saved from the final flush when his owners decided to fork up $200 so a veterinarian could perform surgery to remove his deadly tumor.
(Chris Perez. Vet performs life-saving surgery on goldfish. New York Post. September 15 2014.)
金魚が息苦しそうにしているのを見つけた飼い主は動物病院に連れて行き、そこで金魚が腫瘍におかされているという説明を受けます。何としてもその命を救うべく、200ドルの治療費を払って治療を施した、というのが記事の内容です。
びっくり!?ですね。
さて、今日の表現ですが、
goldfish... was saved from the final flush
とある部分、"(the) final flush"とはいったい何のことでしょうか?
"saved from"ということから、"final flush"は病気とか死とか、そういう意味だと思うのですが、"flush"を辞書で引いてみましたが、名詞のエントリにそれらしき意味がありません。
色々調べた結果、ネットで以下のような記事にたどりつきました。
Dogs may be man's best friend, but some people love their tiny, water-breathing companions most of all. Flushing fish down the toilet is the conventional and rather inglorious method of pet fish burial, but just because you see that as a common joke on TV doesn’t mean that your fish have to meet the same end. If any of your fish have recently passed away, then allow me to offer a few tips to you that might help you move on. You have my condolences.
(The Final Flush: Dealing with Fish Death.)
記事のタイトルに"final flush"が出てきます。また、偶然にもこれは金魚、その死についてのものですが、文中には、
flushing fish down the toilet...
と出てくるではありませんか。
つまり、死んでしまった金魚をトイレに流すことを、"final flush"と言っているのです。
死んでしまった金魚をトイレに流すというのはむごい感じがします。"final flush"という表現が定着するほど普通に行われていることなのでしょうか。
次男は庭の土に埋めて手を合わせていましたが・・・。
2014年9月18日木曜日
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