アメリカではThanksgiving holidaysを控えているということで、ショッピングに関する話題が俄かに多くなっています。
アメリカ人ほど買い物好きな国民もいないのではないかと思われるくらい(実際そうだと思うのですが)、ショッピングに関する表現がこの時期のキーワードになります。
例えば、下記の引用にも出てくるBlack FridayやCyber Mondayは過去にも取り上げた表現です。
今日取り上げる単語は、"chip and pin"というものですが、ご存知でしょうか?
Shoppers descend on malls and Best Buys on Black Friday each year, hungry for outrageous markdowns and incredible deals. But beware. This is the last holiday shopping season before Americans will switch over to the chip-and-pin technology popular in Europe, ditching the old magnetic strip credit and debit cards.
Until then, the majority of American retailers will continue to use the magnetic strip system at their registers, leaving them susceptible to data breaches. Hackers can siphon credit card data from those systems and sell it on the black market.
(5 tips for safe shopping on Black Friday and Cyber Monday. Los Angeles Times. November 27, 2014.)
ショッピングと言えば先立つものはお金ですが、そこはカード社会のアメリカとあって、クレジットカードによる決済が主流です。
上記の引用において、"chip-and-pin"は、"the old magnetic strip (credit and debit cards)"と対比されています。
いわゆる、スキミングなどの手口によってクレジットカード番号などの情報が盗み取られるケースが増えていますが、その対策として導入された新しい技術が、"chip-and-pin"です。
"pin"とは"Personal Identification Number"の略ですが、クレジットカードを用いた決済を行う際に入力する暗証番号のことです。"chip"はカードに埋め込まれているICチップを指し、これによりカード所持者によるPIN入力との照合ができるわけです。
ちなみに、"chip and signature"という表現も存在するらしく、こちらはICチップ埋め込みのカードにも関わらず、自筆署名をして本人確認するやり方の支払いを指しています。
2014年11月27日木曜日
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