“血液サラサラ”という表現はよくお聞きになるものなのではないかと思います。
血液をサラサラにしてくれる食べ物、とか、病院では看護婦さんに「血液をサラサラにするお薬を飲んでいませんか?」と尋ねられたり、“血液”と“サラサラ”という形容は定着しています。
ところで、英語では何というのでしょうか?
Heart attack and stroke patients can safely take aspirin combined with a blood-thinning medication, new research confirms.
The blood-thinning combination won't increase a patient's risk of early death, according to a new study presented Sunday at the annual meeting of the American Heart Association in Chicago. The report was also published online Nov. 16 in The Lancet.
(Dennis Thompson. Long-Term Use of Aspirin Plus Blood Thinner Is Safe: Study. HealthDay. November 17, 2014.)
"blood-thinning medication"というのがその答えですが、"blood thinner"と言ったりもします。
"thinner"とは日本語でもシンナー、不良少年が吸う、あの“シンナー”です。
おっかない単語ですが、血液ドロドロをサラサラにするという比喩的な表現からは、希釈液を意味する"thinner"(つまり、薄める、希釈するという動詞の"thin")が使われているという訳です。
専門的な医学用語としては、anticoagulant(抗凝固薬)と言いますが、現場では"blood thinner"がもっぱら使われるようです。
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