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2016年11月2日水曜日

ご利益は撫でることで ー rub off on

餌食になる運命を3度も免れた幸運なニワトリが話題になっています。記事はJapan Timesからの引用です。


OSAKA – A rooster raised by Osaka’s Tennoji Zoo as food for other animals has now become an attraction himself, after thrice managing to avoid the gallows and a grim fate as fare for his fellows.

It seems a belief has taken hold among some visitors that the animal’s remarkable streak of luck may rub off on them.

The bird, which has been dubbed Masahiro, often draws crowds as he struts around the zoo in the evenings.
(Thrice spared death, Osaka zoo rooster draws crowds looking to get lucky. The Japan Times. November 1, 2016.)


大阪の天王寺動物園で他の動物の餌として飼育されているニワトリ、何とその名前が"Masahiro"ということなのですが!?

偶然が重なって餌になる機会を3度も免れ、幸運なニワトリということで話題になっているそうなのです。

どのようにして話題が広まったのかよく分からないのですが、動物園を訪れる客がこのニワトリ見たさにやってくるということです。その理由が、


the animal’s remarkable streak of luck may rub off on them


ということなのですが、"rub off on"という表現は、「移る、影響を及ぼす」という意味です。

幸運にあやかりたいという見物客だということですね。

ご存知の通り"rub"という動詞はこする、擦る、磨く、といった意味ですが、お寺にある厄除け、怪我除けの銅像を参拝者が撫でているイメージと重なりませんか?

英語文化も日本語文化も、ご利益は撫でることで得る、のでしょうか。


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