女性幹部による内部告発がテレビで取り上げられ、大きく報じられました。同社が若者や子供たちの精神衛生上の健康や安全よりも利益を重視しているとの内容の告発でした。
その告発の直後、関連は恐らく無いのでしょうが、ネットワーク障害により、各国でフェースブックを始め、インスタグラムなどのサービスにアクセスできない事態が発生。
ザッカーバーグCEOは過去にも召喚されましたが、内部告発をきっかけに改めて風当たりが強くなっているようです。
Facebook founder Mark Zuckerberg came in for his share of criticism at the hearing.
Committee chair Sen. Richard Blumenthal (D-Conn.) said, “Mark Zuckerberg ought to be looking himself in the mirror today. But rather than take responsibility and showing leadership, Mr. Zuckerberg is going sailing,"
“His new modus operandi: no apologies, no admission, no action, nothing to see here. Mark Zuckerberg you need to come before this committee, you need to explain to France Haugen, to us, to the world, and to the parents of America what you were doing and why you did it."
(Edward Segal. Facebook Has Another Bad PR Day When Whistleblower Testifies At Senate Hearing. Forbes. October 5, 2021.)
ザッカーバーグ氏は内部告発には対抗する姿勢のようですが、暢気にも(?)海でのバケーションを楽しむ写真を自身のSNSに投稿し、火に油を注ぐ形となっています。
そして、米上院では(告発内容に対して)「謝罪もしない、認めもしない、行動もしない」と揶揄されました。
"modus operandi"はラテン語のフレーズです。
"modus"はモード(mode、やり方、様式)のこと、"opearandi"は遂行するという意味の動詞operor(英単語の"operation"に通じています)の動名詞形となっています。
つまり、mode of operatingというのが逐語訳で、物事のやり方、という意味なのですが、やり口、手口、という日本語になると、いかがわしさが含意されるようになります。(引用した記事のコンテクストもそのような感じですね。)
このフレーズには、いつものやり方、お決まりの手順、といったニュアンスがあるようです。
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