記事の引用からどうぞ。
Arizona gubernatorial candidate Kari Lake (R) tore into reporters after a question from a journalist who asked her if she’d serve a full term if elected amid speculation of loftier political goals in 2024.
(中略)
When a reporter with CBS News asked Lake about the prospect Tuesday, she attacked the media writ large.
“Are you new covering this race? Because we have talked about this before. I’ve answered this question. I am going to not only be the governor of Arizona for four years, I’m going to do two terms,” she said, pointing her finger at the gaggle of cameras and microphones in front of her.
(Dominick Mastrangelo. Kari Lake tells reporters: ‘I’m going to be your worst fricking nightmare’. The Hill. November 8, 2022.)
米中間選挙の開票が進んでいるところですが、記事はアリゾナ州知事選の共和党候補Kari Lake氏を取り上げています。
2024年の大統領選へ出馬するのではないかと言われているトランプ元大統領ですが、Lake氏はトランプ氏が出馬した場合には副大統領候補に名乗りを上げるのではないかと取り沙汰されています。
そこで記者は、州知事として勤めを果たす気はあるのか、と質問したところ、
she attacked the media writ large
ということなのですが、この"writ large"という表現はちょっと変わっています。
文脈から、直前の"attack"という動詞を修飾していると考えられると思います。
"writ large"の"writ"は、動詞"write"の過去形、もしくは過去分詞形で、文字通りの意味としては、大きく書かれた、ということになります。
"writ large"は慣用的なフレーズになっており、その意味するところは、
Signified, expressed, or embodied in a greater or more prominent magnitude or degree
(American Heritage Dictionary)
と定義されています。
英和辞書を引くと、
特筆大書されて、はっきり示されて
(研究社新英和大辞典)
とありました。
ことさら強調して示す、表す、ということです。
記事のコンテクストで言えば、メディアの質問内容にカッとなって、「色をなして」反撃した、といったところでしょうか。
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