脱炭素社会の実現という取り組みの下、電気自動車の導入が進んでいます。先進国はガソリン車の新車販売を20xx年までに禁止するなどといった目標を掲げ、電気自動車の購入に対しては補助金を支出するなどしていますが、電気自動車はまだまだ高価格帯にあり、庶民にはなかなか手が出ないという現実を耳にします。
オーストラリアの事情も同じようなところでしょうか、リサーチによれば電気自動車テスラを保有する人というのは、シドニー郊外などの富裕層エリアに多いという調査結果があるそうです。
Tesla drivers are much more likely to live in Australia's wealthiest postcodes - but there are a few surprises in a trove of data.
Well-heeled suburbs of Sydney, Melbourne and Brisbane dominate the top 20 list of where electric cars are registered, with the Gold Coast intriguingly having the most per capita.
(Stephen Johnson. The Australian suburbs with the most Tesla drivers and how electric cars are the latest sign of class divide - but they're not all where you'd expect. The Daily Mail. July 10, 2023.)
記事に出てくる形容表現、"well-heeled"というのは、金持ちの、富裕な、という意味です。
"heel"(ヒール)とは足の踵のことですが、動詞の"heel"にはお金を持たせるとか武器を供給する、また情報を提供する、といった意味合いがあり、受身で用いられます。
また、"heel"は靴の踵部分でもあります。擦り減った踵の靴を履いたサラリーマンは貧乏臭いと言われます(苦笑)。
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