まずは下記の記事見出しをご覧ください。
Parents mourn teen killed train surfing at Caulfield Station
ご存知の方には分かるのかもしれませんが、私にとっては???
列車の事故で10代の若者が亡くなった、というニュースに読めましたが、"surfing"が分からない。あの”サーフィン”のことだとすると列車が”サーフィンする”とはどういうこと?ひょっとして駅に乗り上げたとかそういう事故の類か?と思って、"surf"を辞書で調べるもそんな意味はありません。
それで記事を読み進めるのですが・・・。
James Wilkinson, 18, was on top of a city-bound train when he came into contact with live wires at Caulfield Station just before 11pm yesterday.
Paramedics were unable to reach him immediately out of fear they could be electrocuted too.
"Unfortunately, he died at the scene," Ambulance Victoria spokeswoman Susannah Wilson said.
The former De La Salle College and Camberwell High School student had been at an 18th birthday before the tragedy.
He had called himself the "Kelly Slater of train surfing" on a social networking site last year.
His parents Tim and Audrey Wilkinson this morning urged other teens not to train surf.
(Herald Sun. January 25, 2012.)
冒頭を読めばすぐに明らかなのですが、何と死亡した若い男性というのは電車の屋根にいたということで、尋常ではありません。事故死とも言えるかもしれませんが、自殺行為です。
亡くなった男性は自らを、"Kelly Slater of train surfing"と称していたといいます。ここに至って、"train"が"surf"しているというのではなく、"train surfing"という1つの名詞であると分かります。"Kelly Slater"さんが何者なのか知りませんが、サーフィンか大道芸の名人なのでしょうか?
また、男性の両親のコメントが引用の最後に出てきます。
"...urged other teens not to train surf"
ここで、"train surf"は動詞であると解釈できます。一体、"train surfing"とは何なのでしょうか?
Wikipediaの解説を見てこれまた驚愕。
Train surfing is a common and usual way to ride trains in India, Indonesia, and South Africa, although it can occur in any area with trains. Individuals may train surf to avoid the cost of a ticket or as a recreational activity.
(Source: Wikipedia)
秩序正しい日本の鉄道に慣れている筆者には理解しがたいものがあります。
インドやアフリカ諸国などのいわゆる発展途上国で走る電車にしがみついているというのは何となくイメージできますが、"a recreational activity"とあるのにはびっくりです。(Wikipediaによりますと、イギリスやドイツなどでもこのような行為を趣味で楽しむ人がいるとのことです。)
日本でやったら逮捕されるんじゃないでしょうか。恐らく発車できず、運行がストップして大騒ぎになり、損害賠償請求されるような気がします。
亡くなった男性とそのご家族・友人にはご愁傷様というところですが、正直なところ自業自得という感が・・・。
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