体育の日の祝日、いかがお過ごしでしょうか?
昨日関東地方はあいにくの雨、午後からは晴れ間も出ましたが、今日は朝から抜けるような晴天です。気持ちがよいのでどこかに出かけてみようかと考えています。
さて、今日は大学の秋入学に関する話題からです。
先週金曜日の産経新聞朝刊1面で、東京大学の秋の入学式を伝えていました。「国際化の秋」と題する記事で、主に留学生を対象とする、英語のみの講義で構成されるコースだそうですが、有名な安田講堂を背に、入学者が笑顔で写っている写真が掲載されていました。
写真には、バックの講堂に掲げられた「東京大学 秋季入学式」という文字と共に、(当然でしょうが)英語でも書かれていました。ちょっと読みづらかったのですが、
The University of Tokyo Fall-Semester Matriculation Ceremony
とありました。さて、"matriculation"なる単語ですが、あまり馴染みがないのではないでしょうか?
早速辞書を引いてみると、
(大学)入学許可
というような意味になっています。
入学式は"entrance ceremony"というものだと思っていたのである意味新鮮でした。
ちなみに、名古屋大学の秋入学式では、"Entrance Ceremony"が使われていました。
"matriculation"なる単語は、ラテン語で小さなリストを意味する、"matricula"("matrix"という単語にも関連)から来ているそうです。大学への入学を許可される者を記載したリストのことを指しているのだと思われます。
欧米などでは普通に使われる単語のようですが、日本の英語(教育)ではあまり聞きませんね。"entrance examination"(入学試験)というのも、"matriculation examination"がよく使われるようです。
"entrance ceremony"に比べて、何となく格調高い響きのする表現ではありませんか!?最高学府と言われる東大ならでは!?でしょうか。
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