お正月休みも終わり今日から仕事始めという方も多いかと思います。私も図らずも長い休みを満喫できた後の重い体(!?)を引きずって出勤です。
休暇中に、田部井淳子さんの「それでもわたしは山に登る」(文芸春秋)という本を読みました。実は読むのは2回目で、昨年10月の新刊を品川駅で買い求め、新幹線移動の車内で読み感銘を受けました。実家に置き忘れていたのを年末の帰省で再び手にしたという次第です。
ご存知のように田部井さんは女性登山家ですが、著書の中に「山の単語帳」(世界文化社)というものもあり、こちらは購入しておらず立ち読みしただけですが、登山で用いられる言葉、表現は興味深いものがあります。
今週のテーマは、登山の用語、としまして、登山で使われる単語を特集したいと思います。
第1日目の今日は、"sherpa"です。
日本語でも“シェルパ”とカタカナ書きされますが、昨年は三浦雄一郎さんによる最高齢でのエベレスト登頂達成などのニュースもあり、よく聞かれることがあったかと思います。登山において荷物や食料を運んだり、ガイドをしたりと、登山者の補助を行う現地の人のことを指すということを知っている人は登山愛好家に限らず多いのではないでしょうか。
英語でも"sherpa"、もしくは"sherpa people"とつづられますが、元はチベット語で“東の人”を意味します。(Wikipediaによれば、sharが東、paが人、の意だそうです。)
チベット東部に住んでいた民族ということで"sherpa"と呼ばれていたそうですが、いつしか登山ガイドを表す一般的名称として定着したようです。
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