"cahoot"という見慣れない単語を目にしました。何年、ウン十年英語に接していても、初めて見る単語というのは存在するものですね。(既にご存知の方には、小生の不勉強を詫びる次第ですが・・・。)
BEIJING: A Chinese general has hit out at the US and Japan for working in cahoots in order to stoke trouble for China. US defence secretary Chuck Hagel and Japanese prime minister Shinzo Abe were working together to create distrubances in the South China Sea, he said.
"My feeling is that Abe and Hagel were singing notes in chorus," Lieutenant General Wang Guanzhon, who is deputy chief of the general staff of the People's Liberation Army told a gathering of military generals and strategic experts in Singapore on Sunday.
(Saibal Dasgupta. US, Japan working in cahoots: China. Times of India. June 2, 2014.)
さて、文中の"working in cahoots"という部分がそうですが、"cahoot"という単語を知らなくとも、後続の
working together
や
singing notes in chorus
を読めば大体意味がつかめることと思います。といいますが、"in cahoots"とはこれらとほぼ同義です。
"cahoot"を辞書で引くと、
共謀して、グルになって
というような意味が見えます。
中国が日本の領土である尖閣諸島を自国領だと言って憚らなかったり、南沙諸島などでベトナムと衝突したりと、とかくトラブルを引き起こしていますが、力による現状変更は許されないと、中国を名指ししての非難声明がシンガポールで開催中のアジア安全保障会議で出されたと朝刊の報道でありました。
逆ギレの中国は、日米が“結託して”中国を貶めようとしていると主張しているそうですが、困ったものです。
話題を"cahoot"に戻しますが、この単語の語源に目を向けますと、フランス語で小屋(hut)を意味するcahuteに由来するとあります。
もう一説には、"cohort"(群れ、グループの意)と関連するというものがあるようですが、定説とはなっていないようです。
"cahoot"は基本的に複数形"cahoots"で使われることが多く、用例にもあるように、
in cahoots
という形で使われるのがおきまりのパターンのようです。
2014年6月3日火曜日
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