「ディスる」という表現はごく最近の若者言葉のように思っていました。
「ネットの掲示板で知り合いにディスられた」、といったように使われるようですが、「ディス」とは"disrespect"(あるいは"dismiss")の"dis-"から来ており、貶すという意味合いで使われます。
元が英語ですから当たり前と言えば当たり前なのかも知れませんが、英語でもこの「ディスる」に当たる"diss"(あるいは"dis")という表現があることを知った次第です。
Daniels also disses Trump for his performance in the sack.
(Yaron Steinbuch. Hope you aren’t eating when you read this, because Stormy Daniels went there. New York Post. September 18, 2018.)
引用したのはNew York Post紙の記事からですが、トランプ大統領とかつて不倫関係にあったとされるポルノ女優が暴露本を出版したというものです。その本に書かれている赤裸々な内容がいくつか紹介されていますが、現職大統領の「逸物」に対する具体的な描写など、取り上げるのが憚られるような内容ですので、引用も最小限となりました(笑)
興味のある方はこちらをご覧下さい。
因みに英語表現としての"diss"は研究社大英和には載っていませんでしたが、Merriam-WebsterやAmerican Heritage Dictionaryには載っており、1980年代には既に使われていたようです。
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