ここ数週間くらい、アメリカの最高裁判事の候補になっているKavanaugh氏の名前をニュースのヘッドラインで見ない日がありません。
何が問題になっているのかと思って記事にアクセスしてみたら、どうやら同氏の資質が取り沙汰されているようです。
US Supreme Court nominee Brett Kavanaugh has been accused of sexual misconduct by three different women—Christine Blasey Ford, Deborah Ramirez, and Julie Swetnick. Now, a fourth woman, Elizabeth Rasor, has written to the Senate Judiciary Committee to say that she’s willing to speak with the FBI about what she learned from the nominee’s high-school wingman, Mark Judge, who was implicated by two of the three women and is Rasor’s former boyfriend.
(Ephrat Livni. A witness offers to testify about Brett Kavanaugh’s high school wingman. Quartz. September 27, 2018.)
資質の話というと、これはもう#Me Tooの時代ですからセクハラというのがお決まりです。
しかしながら同氏の場合はやんちゃが過ぎたのでしょうか、既に3人の女性からセクハラ被害を訴えられているところ、4人目の女性が告発に踏み切ったものですが、学生時代の放蕩ぶりが今になって取り沙汰されている次第です。
ところで、"wingman"という単語が記事に出てきます。そういえば昔「ウイングマン」という漫画があったなぁなどと思ったのですが、ストーリーも覚えておらず、"wingman"の意味が分からずでした。
手元のランダムハウス英和辞書には、
V字型、または斜め編隊で先頭機の斜め後方を飛ぶ機体
というような意味が載っていますが、記事のコンテクストでの意味合いは載っておらず、スラングとして
A person who helps, guides, or supports another, especially one who assists a friend in trying to seduce another person
という定義がAmerican Heritage Dictionaryで確認できました。
日本語で適当な表現が思い当りませんが、異性にアプローチするのを手助けするような友人のことを指しています。
Kavanaugh氏のケースでは、告発内容が真実だとすればですが、異性にアプローチというようなかわいいものではなく、犯罪となりかねない所業であり、この場合の"wingman"は悪友に近いですね。
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kavanaugh氏を形容するのに、少し前に choir boy
返信削除(one wordだったかも)というのもでてきました。
コメントありがとうございます。いくつか記事を拾い読みしました。興味深いですね。
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