最近アメリカの同僚とやり取りしたメールの中で、
it boils down to...
という表現が使われていたので、今日取り上げることにしました。
これは決まったフレーズで、
(議論などが)結局(・・・ということになる)
(ランダムハウス英和辞書)
という意味で使われます。
言うまでもなく、"boil"は沸騰する(させる)という意味の動詞です。つまり、とあるテーマに対してああでもない、こうでもない、というように議論百出、議論が”沸騰”したところが、結局のところはある1つの結論、帰結に至る、というようなニュアンスです。
日本語でも、「議論が煮詰まる」などと言いますが、英語もほぼ同じような概念でしょうか。
コーパスで用例を検索しました。
But whether the food-labeling system is user-friendly and trustworthy depends on understanding the assumptions and "language" behind the label, and sometimes reading between the lines. "Despite its detractors," says Elizabeth Ward, a dietitian from Stoneham, Mass., "labeling does a good job. The percent of daily values is confusing to people, but it boils down to this: You should know what you need to eat and gauge the food against that."
(Christian Science Monitor, 2000)
But the long-range future of having a major-league team in Houston boils down to one simple question: Will they come?
(Houston, 1995)
"boil down to"に続くパターンとしては、コロン(:)が来るというのが結構あります。
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