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2021年2月1日月曜日

blooey

小説を読んでいたら出てきました。聞きなれない、見慣れない単語です。

ランダムハウス英和辞書ではアメリカ英語の俗語表現とあり、


(機械などが)調子がおかしい、故障した、壊れた、だめになった; 酔っ払った


と定義されています。

スペルのバリエーションに"blooie"というのもあるようです。

ニュース記事の検索では、(米俗語と言いながらも豪紙での例ですが)、下記のようなものがありました。


Benjamin Kuypers suffered catastrophic injuries at the Singleton mine on August 12, 2012 after a "blooie line" discharge pipe experienced a sudden increase in pressure and hit the platform where he stood, the NSW Court of Criminal Appeal found.
(Joanne McCarthy. Accident that left worker quadriplegic was preventable, appeal court finds. Sydney Morning Herald. August 3, 2017.)


Merriam-Websterのエントリでは、


interjection representing an explosive sound (of imitative origin)


という説明があり、擬声語の一種と見られているようです。破裂したり爆発した様子を表しているのでしょうか。

"go blooey"というフレーズで用いられることが多いらしく、コーパスの検索でも用例が見られます。


In 1837, banks in the U.S. doled out huge amounts of money to real estate speculators. The market went bust, the banks went blooey, and the economy went into the tank for a decade. 
(Fortune, 2009)



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