日本のマクドナルドで、フライドポテトの販売制限がかかっていると報道されています。
北米から材料が調達できないという理由からだそうですが、Mサイズ、Lサイズの販売を当面取りやめ、Sサイズのみの販売となるようです。
The world's biggest fast food company McDonald's is suffering a chip shortage in Japan due to the global supply chain crisis.
For the home of the Big Mac though it is not a lack of semiconductors that is causing the problem.
The firm has said it is experiencing delays of shipments of the potatoes used to make its famous French fries.
As a result it will only sell small portions of its French fries in Japan from Friday until 30 December.
(McDonald's faces a French fries shortage in Japan. BBC News. December 22, 2021.)
さて、引用しましたのはイギリス、BBC Newsの記事です。
イギリスならでは(⁉)ですが、"a chip shortage"という表現に注目しましょう。なお、記事のタイトルは"a French fries shortage"です。
イギリス人が"chips"という時、それは"Fish & Chips"といったメニューに見られるように、フライドポテトのことを指しています。
ややこしいのは、アメリカでは"French fries"と言うことが多いということです。(アメリカなのに、「フレンチ」というのがまたややこしい。)
また、日本人にとっては、ポテトチップがお馴染みで、「チップ」というとジャガイモを薄切りにしてフライにしたポテトチップをまずイメージするのではないでしょうか。
ちなみに、薄切りにしたチップスについては、英国では"crisps"と言います。
“chips”は、我々に馴染みのあるフライドポテト(French fries)とほぼ同じで、スティック状に切ったポテトを揚げたものを指すイギリス英語の表現です。
引用した記事では、
it is not a lack of semiconductors that is causing the problem
などとおどけていますが、"chip"には半導体による電子集積回路の意味もあります。
マクドナルドなんて、久しく行っていませんが、フライドポテトが食べられないとなると無性に食べたくなってくるものです。
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