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2021年12月10日金曜日

leaving do

イギリスで去年、パンデミックによる都市封鎖が敷かれる中、政府関係者らがクリスマスパーティーに興じていたとすっぱ抜かれました。

日本でも某省の職員が緊急事態宣言下に宴会に興じた結果、新型コロナに集団感染したりと似たような話で糾弾されたことが記憶にあります。国民は我慢しているのに、との恨み節ですが、どの国も政府職員たるものの責任感が欠如している証左で、宴会をやりたくてしょうがないのでしょうか。


Boris Johnson and his Downing Street staff have been accused of breaking Covid rules by attending parties at Number 10 in the run-up to last Christmas.

The Prime Minister gave a speech at a packed leaving do for a top aide last November when the country was in the grip of its second lockdown.

Then just days before Christmas, with London in tier 3 restrictions, members of his top team held their own festive bash in Downing Street.

Officials knocked back glasses of wine during a Christmas quiz and a Secret Santa while the rest of the country was forced to stay at home.
(Pippa Crerar EXCLUSIVE: Boris Johnson 'broke Covid lockdown rules' with Downing Street parties at Xmas. Daily Mirror. November 30, 2021.)


さて、


a packed leaving do for a top aide last November


という箇所がありますが、"leaving do"という表現を知りませんでした。

イギリス英語ということになるんですが、"do"という名詞自体に「宴会」、「パーティー」の意味があります。

そして、"leaving do"となると、これは退職者や部署異動などで、去っていく同僚などのために行う、いわゆる送別会の意味合いで使われます。

こういう表現に出会えるとは、英タブロイド紙のDaily Mirrorの記事だけありました。

去年の話なんて遠い昔のように思われますが、暴露されたパーティーは"Number 10"(首相官邸)で行われたということですから、ジョンソン首相は辞任すべきとの批判が沸き起こるのもむべなるかなといったところです。

リークされたビデオでは、パーティーについて記者会見で問い質される広報担当官が冗談半分の返答をする余興の様子を映し、かなり悪ふざけが過ぎるという印象です。



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