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2021年12月15日水曜日

metaverse

スポーツアパレル大手のナイキ(Nike)が、RTFKTという新興企業の買収を発表したそうです。買収額は非公表。

RTFKT社(アーティファクト、と発音するそうです)は非代替性トークン(Non-Fungible Token; NFT)と呼ばれる技術を導入し、ヴァーチャルスニーカーなどを開発することで知られており、ナイキ社が目指している「メタバース」構想への一歩と目されています。


Nike announced its first substantial foray into the metaverse yesterday (Dec. 13) with the purchase of RTFKT (pronounced “artifact,” of course), a non-fungible token (NFT) studio that produces digital collectibles, including virtual sneakers. They did not disclose the value of the deal.

“This acquisition is another step that accelerates Nike’s digital transformation and allows us to serve athletes and creators at the intersection of sport, creativity, gaming and culture,” said Nike president John Donahoe. Nike last indicated it was getting into the metaverse in November, when it quietly filed over half a dozen of its signature trademarks with the US Patent and Trademark Office (USPTO) “for use online and in online virtual worlds.”

With the acquisition of RTFKT, Nike is one step closer to offering goods emblazoned with its signature swoosh to online communities. The opportunity looks lucrative—while RTFKT has only been around since 2020, it’s already raked in millions of dollars for virtual sneakers.
(Courtney Vinopal. Nike’s purchase of RTFKT hints at what its metaverse will look like. Quartz. December 14, 2021.)


ところで「メタバース」(metaverse)って、いったい何のこと?

今年になって聞くようになった単語です。特に、SNSのフェースブックが、"metaverse"を意識して、社名をMetaという名称に変更したことが記憶に新しいのではないでしょうか。

"metaverse"は、~の後に、あるいは~を超えた、という意味の接頭辞meta-と、universe(空間、世界)という単語が結合した、いわゆるかばん語です。

手元の辞書には載っていませんし、またオンライン辞書の類にもまだエントリとして掲載しているものはほとんど無いようですが、ウィキペディアなどによりますと、SF作家のNeal Stephensonが1992年に発表した小説で使われたのが最初ということですから、意外と古いものだということになります。

"metaverse"という言葉の成り立ちは上述したように、(既存の)空間、世界を超えたもの、ということから、ヴァーチャル空間の中で構築される三次元仮想空間という概念を指すそうです。

どんな世界なんでしょうね。アラフィフ親父にはだんだんとついていけない感じがしています(苦笑)



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