オーストラリア各地で、発がん性有害物質のPFASが検出されたとニュースになっています。
PFASとは有機フッ素化合物を指す略語で、下記引用記事にもありますように「永遠の化学物質」(Forever chemicals)とも言われています。分解されにくく、永く残留するという意味です。
このPFASにより、日本でも水道水が危険だというような話を耳にしていましたが、個人的にはあまり気にも留めていませんでした。
“Forever chemicals” linked to cancer have been detected in several drinking catchments which serve millions of Australians — at levels deemed unacceptable in other parts of the world.
Sydney Water confirmed for the first time on its website that PFAS chemicals were detected in June at low levels in key water filtration plants, including Warragamba, Prospect Reservoir and Orchard Hills.
(中略)
Those particular chemicals are “forever chemical” pollutants; perfluorooctane sulfonate (PFOS) and perfluorooctanoic acid (PFOA), which have been linked to cancers in young people and firefighters.
(Ben Graham. Disturbing cancer-linked ‘forever chemicals’ found in drinking water. News.com.au. August 20, 2024.)
オーストラリアのメディア報道を機に関心を持ったという次第です。
上記で"catchment"という単語が出てきますが、正直なところこの単語を知りませんでした。
貯水池、集水池、または集水された水、という意味なのですが、動詞の"catch"に名詞化の接尾辞-mentが付いた"catchment"なる単語が存在することすら知りませんでした。
記事では、
…detected in several drinking catchments which serve millions of Australians
とありますから、ここでの"catchment"は水道水として供される前の貯水を指しています。
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