グーグルのタブレット端末Nexusに個人的に多少の興味を持っているのですが、新製品が出そうだとかいう噂がずっとあり、買い控えと言うわけではないですが、様子を見守っておりました。
どうやら海外では発売されたようなのですが、色々とレビューが出ています。
Now, a year after the introduction of the first Nexus 7, Google has unveiled a revamped version of its mini tablet with better features and a slightly bigger $229 price tag.
(中略)
So what's not to like about the new Nexus 7? For one thing, its 7-inch screen isn't as big as the nearly 8-inch iPad Mini's.(中略)
Another drawback: In my test, the new Nexus 7's battery life was underwhelming. Compared with the same battery test of the iPad Mini and first Nexus 7, it fell short at just six hours; the others clocked in at 10 hours and 27 minutes and 10 hours and 44 minutes, respectively.
(Katherine Boehret. Google’s New Nexus 7: The Budget Tablet to Beat. The Wall Street Journal. July 30, 2013.)
色々な評価項目がありますが、新Nexus 7についてもやや辛口の批評がされている記事です。
今日取り上げたいのは、"underwhelm(ing)"という単語です。恐らく、"overwhelm(ing)"のほうがよく知られていて、なじみがあるのではないでしょうか。
"underwhelming"は"overwhelming"の反対ということになりますが、"overwhelm"は圧倒するという意味です。
"whelm"という単語もあり、あまり使われているのを見ない単語ですが、飲み込む、覆う、かぶさるという意味です。"over-"が強調、過度の意味を添えているものと思われます。
"over-"の反対で、"under-"が付いたものが、"underwhelm"ということになりますが、不完全、標準以下の、不十分な、という意味での"under-"という接頭辞がついた、"underwhelm"は字義通りには"whelm"の程度が不十分、ということになります。
つまり、圧倒の程度が不十分、ということなのですが、意味としては、失望させるという意味で用いられ、"disappoint(ing)"とほぼ同義です。
"underwhelm"という単語は、"overwhelm"をもじって、“期待以下”という意味で面白おかしく使ったのが始まりで、Merriam Websterによると初出は1948年とありますから、ごく最近の表現です。
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