改めて怖ろしい国だと思わせるニュースです。
北朝鮮で、Kim Jong-un(金正恩)の元恋人で歌手の女性を含む12人が猥褻罪などのかどで公開処刑されたというニュースです。
A North Korean firing squad last week executed a former girlfriend of leader Kim Jong-un and 11 other entertainers for allegedly violating laws banning pornography - at least according to a South Korean newspaper.
The report by Chosun Ilbo, an English-language newspaper of a Seoul media conglomerate, published on Thursday deemed the reported August 20 executions a death blow to expectations that Mr Kim would oversee a transition of his isolated and tyrannised people into a more open era.
Like many stories out of the Hermit Kingdom, the reports remain unconfirmed and are based on unnamed sources.
(Carol J. Williams. Kim Jong-un, North Korean leader, reportedly has ex-girlfriend, 11 others executed. The Sydney Morning Herald. August 30, 2013.)
処刑には家族を含む関係者も(無理矢理に)同席させられたとのことらしく、多くの方が怖ろしい国という認識を新たにするのではないでしょうか。
さて、引用した記事の後段に、
the Hermit Kingdom
という見慣れない表現を見つけました。"United Kingdom"ではありませんよ!?
"hermit"というのは、隠遁すること、世捨て人、などという意味ですが、そうすると"hermit kingdom"とは“隠遁王国(国家)”とでもなりましょうか。
辞書を引くと、
中国以外の諸外国との接触を断っていた1637-1876年ごろの朝鮮につけられた名
(ランダムハウス英和)
と載っていました。歴史的には韓国(朝鮮)のことを指していたのでしょうが、その後諸外国との対話に応じず、核兵器やミサイル開発で諸外国を脅かす北朝鮮に対してこの表現が用いられるようになったようです。
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