三連休の週末を控えた9月20日金曜日は新型アイフォーンの世界同時発売日と重なりました。
銀座のアップルストアには数日前から新型アイフォーンを買い求める人々の行列ができたとか。行列は日本だけかと思っていたら、アメリカも例外では無かったようです。
ただし、こちらでは行列にホームレスの人たちを利用したという話ですが・・・。
A businessman scheming to get his profit-minded hands on dozens of new iPhones allegedly recruited about 100 homeless people from Skid Row in Los Angeles to wait in line overnight at the Pasadena Apple Store, but many were left unpaid and stranded after his plan was exposed, local media reported Friday.
The unidentified reseller had offered $40 to each hired hand who bought an iPhone for him, which he bragged about to others in the line of about 200 people, the San Gabriel Valley Tribune reported. When they learned of the scheme, store personnel stopped selling the latest iPhone models to the homeless stand-ins.
(Michael Winter. L.A. homeless hired to buy latest iPhones. USA Today. September 20, 2013.)
つまり大量購入して転売する目的で、ホームレスの人を金で釣って行列に並ばせたということなんですが。察した側のストアは販売を拒否し、ホームレス側は骨折り損のくたびれ儲け、という結末で・・・、何とも嫌な話ですね。
この引用記事では、
homeless people from Skid Row (in Los Angeles)
と表現されていますが、"Skid Row"とは何のことでしょうか?
"skid row"を辞書で引くと、
ドヤ街
という日本語が見えます。“ドヤ”というのは“宿(やど)”の逆さ言葉だそうですが、日雇い労働者が利用する簡易宿泊所が集まっていた地域を指すのに使われ、差別的な意味を帯びるようになったようです。
英語で"skid"とは丸太を指し、丸太を扱う木こりが集う場所を言う"skid road"が訛って、"skid row"と言われるようになったようです。
2013年9月23日月曜日
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