健康・医療分野というのはこのような時代において、ある意味“うまみ”がある分野なのでしょうか、高齢化社会と言われる日本においても多くの企業が様々な形でこの分野への参入を目論んでいます。
IT企業においても潮流は同様であり、スマートフォンのアプリなども健康志向のものが多くあります。
フェースブックはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の大手ですが、単なるSNSというサービスモデルから、健康や医療との連携を模索しているようです。
While it may seem to be the last thing the social media giant should be dabbling in, new reports have emerged that Facebook will be making forays into the field of healthcare.
A recent Reuters article reveals that Facebook, which is already been subjected to withring fire in the form of criticism over its privacy standards, is planning to develop support communities in order to place its users into contact with others that suffer from similar ailments and afflictions. Another Facebook initiative is looking into preventative care app development, similar to work being done with Apple's HealthKit app and other monitoring devices such as FitBit.
(Facebook taking first steps into healthcare field. Beta Wired. October 5, 2014.)
今日は"foray"という単語を取り上げたいと思います。
"making forays into"というフレーズで使われていますが、これは上述した“参入”という意味に近いものです。
“参入”という時、多くは企業などが新規事業に参入、といったコンテクストで用いますが、利益や事業拡張を目指して、これまでに慣れ親しんでいる分野からそうでない分野へと進出する、というような意味合いがあります。
ところで、"foray"の語源を辿ると、"forage"(まぐさ)に遡るようです。まぐさとは馬の飼料です。
飼料を探し求めることを"forage"と言ったわけですが、それは敵から奪ってくることもあったからでしょうか、襲撃する、略奪・急襲する、という意味で使われたようです。
今でもこの意味は残っているようですが(辞書にも載っています)、どちらかというと使われるのは慣れないことに新しく手を出す、という、参入、進出、の意味が多いようです。
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