押韻俗語をテーマにお届けしております今週ですが、3日目に取り上げるのは"loaf"です。
これまで取り上げた表現は韻を踏んでいることが分かりやすい例でしたが、今日は少し様相が異なります。つまり、"loaf"と韻を踏んでいる単語を想像しても答えにたどり着きません。
Almost every household in the UK regularly buys bread, but are you using your loaf when it comes to this popular product?
“Most of us mindlessly pick up a loaf of bread once or twice a week without really knowing what’s in it. We just assume it’s healthy,” says nutritionist Vicki Edgson.
(Just how unhealthy is our daily bread? Use your loaf and find out. Mirror.co.uk. March 22, 2012.)
少し意地悪なのですが、
Use your loaf...
とある、"loaf"は元々"loaf of bread"のことなのです。
"loaf of bread"と"head"が韻を踏んでいることになっていますが、単に"loaf"だけで使われることも多く、知らないと訳が分かりませんね。
実は押韻俗語とされる表現でこの"loaf"のように、実際に韻を踏んでいる部分が省略されて使われるものは結構あります。
押韻俗語は元々隠語としての性質、つまり仲間内だけで分かるようにわざと分かりにくく言い換えた符丁としての役割があるとされていますが、そう考えるとこのような省略が見られるのも仕方のないことなのかもしれません。
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