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2015年10月20日火曜日

米・アマゾン、ステマに対抗して訴訟 ― write-up

オンラインショッピングをよく利用する方は要注意です。


Amazon is stepping up its fight against bogus product reviews on its site, suing more than 1,000 people for allegedly offering to post glowing write-ups for as little as $5 apiece.

The complaint, filed Friday in state court in Seattle, takes aim at what is believed to be a burgeoning practice online: Some people try to make money by writing five-star testimonials about products they have never tried, and some companies try to boost sales by commissioning such reviews.
(Amazon suing in attempt to stamp out phony reviews. Washington Post. October 19, 2015.)


いわゆるステマ(stealth marketing ステルスマーケティング)とされる事例かと思いますが、ネットショッピングサイトやブログで特定の商品に対する好意的なレビューを掲載することで売り上げを伸ばそうという目的が暴露されることがよくあります。

米大手のAmazonがこうした不当な手法に対して法的手段に訴えたというニュースです。

"write-up"を辞書で引くと、


(新聞・雑誌の)記事、(時に)褒めたてた記事、好意的記事


とあります。(ランダムハウス英和)

記事中では、


glowing write-ups


とありますが、"glowing"はその褒め方を強調する形容詞で、“褒めそやす”というくらいの意味になります。あまりに好意的なレビュー(口コミ)ということになるでしょう。

Amazonでは商品の実際の購入者のみが当該商品のレビュー(口コミ)を投稿できる仕組みなのだそうですが、ステマを画策する業者は架空の受注・販売を装って、あたかも購入者によるもののように見せかけて、好意的なレビューを投稿させているようです。


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