昔、テレビばかり見ていると親に怒られました。
現代だと、テレビに代わるのはスマホであり、タブレット端末でしょうか。小生も愚息が四六時中タブレット端末のゲームアプリをやっているので諍いが絶えません。
子供への影響はどうでしょうか?
教育目的で導入されることもあるようですが、やはり負の側面が大きいように思われます。
The AAP had previously recommended that children under 2 years of age should not be sitting in front of a television, playing on tablets or phones at all.
(中略)
Actually, researchers have spent plenty of time studying the effects of screen time on young children and there is not much positive to be said about it.
Whether it’s watching “Blues Clues” or “Sesame Street,” playing Subway Surfer or some educational app, the effects on kids under the age of 2 are pretty obvious.
When they’re in front of a screen they turn into vegetables, staring at it slack-jawed. Anyone can see the difference between an 18 month old in front of a television and an 18 month old in front of wooden blocks.
(Naomi Schaefer Riley. Hey parents, children and iPads are a bad mix. New York Post. October 18, 2015.)
"turn into vegetables"という表現が目に留まりました。
"vegetables"とは野菜のことですが、ご存知のように
植物人間
という怖い意味があります。考える力は失われているものの生理的な機能だけが続いている状態のことを指しています。
画面から絶え間なく送られてくる刺激のみに晒されて、もはや自分で考えたり創造したりすることを忘れてしまった人間は植物状態に喩えられても仕方ないのかもしれません。
"vegetable"にはもう1つ、
(植物のように)じっとした退屈な生活をする;無気力(不活発)な人
という意味もあるようです。ヴァーチャルリアリティに埋没する現代人を象徴しているようです。
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