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2015年12月18日金曜日

curdle

日本語で、身の毛もよだつ、血も凍る、などという表現がありますが、英語では、


bloodcurdling


というそうです。怖い経験やおぞましい光景を目にした際のぞっとした感じを表現したものです。

このうち、「身の毛もよだつ」、は実際に体中の毛が逆立つような感覚とあっています。「血も凍る」、の方はどうでしょうか?

実際に血が凍る、というのはなさそうに思われます。しかしながら、最近の研究で、この「血が凍る」という表現にも一片の真実があるということが分かったそうです。


The term "bloodcurdling" has been around since at least the early 19th century, used to refer to something that induces fear. Of course, no one ever actually thought your blood could curdle or coagulate from fear, but it seems there's at least a grain of truth in the term after all.

According to research conducted by a team at the Leiden University Medical Centre in the Netherlands and published earlier this week, watching horror films does actually cause an increase in a particular blood coagulant factor responsible for blood clotting.
(Michelle Starr. Can scary films literally curdle your blood? CNET. December 18, 2015.)


研究結果の詳細については記事をお読みいただきたいと思いますが、ホラー映画などを見ると血液中のある凝固因子が増加するという結果が得られたということです。

さて、"bloodcurdling"という単語ですが、"curdle"に凝固するという意味があります。これは、牛乳などが固まること(凝乳というそうです)にも使うのですが、"curd"とは凝乳によってできたものを言います。豆腐は、"bean curd"です。

"curdle the blood"、もしくは"curdle one's blood"という形でも使われます。


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