先週末の8月6日に開幕したリオデジャネイロオリンピック、水泳の400メートル個人メドレーでは金メダル第1号がもたらされ日本国内でも大いに盛り上がってきました。17日間のスポーツの祭典は始まったばかりですが、お盆休みとも重なるこれからはさらにお茶の間をにぎわせてくれることでしょう。
さて、リオデジャネイロはブラジル第2の都市です。ブラジルの公用語はポルトガル語。およそ英語というものはグローバルな言語で、多くの外国語から単語を取り入れていますが、英語になった単語にもポルトガル語由来のものが多くあります。
今日から数回に渡り、リオオリンピックに因んで、ポルトガル語由来の英語を取り上げたいと思います。
まずは、Rio de Janeiroです。
お分かりのように、"Rio"、"de"、"Janeiro"であり、1つの単語ではありません。どのような意味かご存知でしょうか?
"Rio"は"river"、"Janeiro"は"january"、つまり1月の意味であり、「1月の川」がリオデジャネイロという都市名の原義だそうです。
なぜ、「1月の川」かというと、1502年1月1日にポルトガル人の探検家がリオを見出したことから命名されたそうです。
ちなみにですが、宿敵を意味する"rival"(ライバル)も"river"に関係があります。元々は同じ小川の水を使う人のことを指していましたが、意味が変容して川の水という資源を巡って対立する人のことを指すようになったそうです。
仲間という意味から争いの関係へ、というこの意味の変容は大きいですね。
リオオリンピックでは各国のライバルがしのぎを削る舞台でもあります。
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