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2016年8月31日水曜日

Man's best friend

読者の中にも犬を飼っておられる方がいらっしゃるでしょうか。小生はネコを飼っていますが、犬も好きです。

今日のニュースに目を通していますと、犬も実は人間の言葉を理解しているらしいことが科学的にも証明された、という記事がありました。


BERLIN — Scientists have found evidence to support what many dog owners have long believed: Man’s best friend really does understand some of what we’re saying.

Researchers in Hungary scanned the brains of dogs as they were listening to their trainer speaking to determine which parts of the brain they were using.

They found that dogs processed words with the left hemisphere, while intonation was processed with the right hemisphere — just like humans.
(Dogs really do know what you’re saying. New York Post. August 30, 2016.)


記事に出てくるのですが、犬のことを、


Man’s best friend


と言うことがあるのをご存知でしょうか?

日本における忠犬ハチ公もそうですが、飼い主に忠実であるという犬のイメージが、この"Man’s best friend"という表現にも見てとれます。

なぜ、"Man’s best friend"というようになったかははっきりとしないところもあるそうなのですが、Phrase Finderというサイトの説明によるとこのフレーズは、飼い犬を殺されてしまった農夫が訴えを起こした際、農夫とその飼い犬との結び付きを強調するために弁護士が使ったフレーズに出てきたものが最初であるという説があるそうで、それは1870年に遡るそうです。

一方、フランスの作家Volataireが書いた詩の一節に、フランス語を訳すと"Man’s best friend"と解釈される箇所があるともされており、これという決定的な由来ははっきりしていないようです。


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