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2022年1月18日火曜日

plume

日本時間1月15日土曜日午後にトンガで発生した火山噴火は遠く離れた日本の太平洋沿岸部にも津波警報をもたらしました。

今日読んだ朝刊では、1000年に一度という規模の火山噴火と言われているそうです。

トンガ国内の被害状況は未だ詳しく分かっていないようですが、オーストラリア政府やニュージーランド軍による写真映像などが徐々に報道されるようになってきたようです。

CNNの記事から引用します。


Saturday's eruption of an underwater volcano near Tonga was likely the biggest recorded anywhere on the planet in more than 30 years, according to experts.

Dramatic images from space captured the eruption in real time, as a huge plume of ash, gas and steam was spewed up to 20 kilometers (12.4 miles) into the atmosphere -- and tsunami waves were sent crashing across the Pacific.,
(Helen Regan. Tonga remains cut off after a massive eruption and tsunami. Here's what we know. CNN. January 17, 2022.)


週末、高校時代の地図帳を引っ張り出してトンガの位置を改めて確認しました。ニュージーランドの北北東に位置する(と言っても、2000キロ以上離れていますが)トンガ王国は、170以上の島嶼から構成される、人口約10万人の国だそうですが、島々はとても小さく、世界地図ではほとんど粒のようにしか確認できません。

ニュージーランド南部からトンガ海溝、ニューギニア、そして日本列島は火山帯として色分けがされ、改めて火山と地震のリスクが高い地域なのだと認識した次第です。

さて、今回の火山噴火で火山灰が広範囲に拡がりました。


a huge plume of ash, gas and steam was spewed up to 20 kilometers (12.4 miles) into the atmosphere


と記事中にありますが、"plume"とはラテン語で鳥の羽毛、または綿毛を意味するplumaから来ている単語で、ここでは大気中に立ち昇る煙や雲を形容する名詞として使われています。

モクモクと立ち昇る煙に、ふわふわしたもの(綿毛)を連想したもののようです。

自然の猛威に人間はなすすべもありません。先日富士山噴火が近く起こるかも知れないというコラムを新聞で読んだのですが、想像するに恐ろしくなります。



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