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2022年1月17日月曜日

meh

アメリカでバイデン大統領が就任して今月20日でちょうど1年となります。

大統領の支持率に関しては全体的に低下傾向で、この1年は新型コロナウィルス対応や、アフガニスタンからの米軍の撤退など、大統領の手腕を問う問題が影を落としています。

今日見た記事から引用します。


Dickerson asked New York Times columnist Jamelle Bouie, "How's Joe Biden doing?"

"I think Joe Biden's doing okay," Bouie replied. "He ran for president on this promise of a return to normalcy, on a return to America …  maybe not quite as it was before President Trump, but much less chaotic. The persistence of the pandemic, and the persistence of the pandemic disruption on American society, I think, means that Biden can't really claim that this has been a victorious year. It's okay. It's meh."
(President Joe Biden: The first year. CBS News. January 16, 2022.)


バイデン大統領への評価は?というコンテクストで、


It’s okay.


は、まあ、問題ない、という程度の評価と解釈されます。

一方、


It’s meh.


とはどういう意味でしょうか?

実のところ、手元の英和辞書にこの"meh"が載っていなかったのですが、American Heritage Dictionaryでは、間投詞として、


Used to express indifference, apathy, or boredom


とありました。また、形容詞としての意味合いは、


Indifferent or apathetic
Unexceptional; so-so


とあり、無関心、また平凡(で特に興味をかきたてることもない)、というニュアンスのようです。

インターネット上、電子メールやSNS上のメッセージなどにおいて、顔の表情を模したアイコンはお馴染みかと思いますが、"meh"は、笑顔(smile)としかめ面(frown)の間に位置するアイコンとして捉えられているようで、その表情は口が真一文字の無表情になっているものです。

"It’s okay."は、可もなく不可もなく、といった感じでしょうか。"It’s meh."も評価としては同レベルと言っても良いかとは思いますが、ここではむしろ、期待した程ではなかった、という多少の落胆のニュアンスがあるようです。



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