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2022年1月11日火曜日

kerchief

今日は雑学的なお話しです。(いつも雑学じゃないか、という声が聞こえてきそうですが・・・。)

ハンカチ(手巾)というカタカナは、英語のhandkerchiefが約まったものというのは、誰でもご存知だと思います。

同様に、ネッカチーフというのは、neckerchiefという英単語があります。

いずれも、hand-、もしくはneck-という単語に"kerchief"という単語が結びついてできたものです。

では、kerchiefとは?

"kerchief"という単語についてはあまり馴染みが無い、聞いたことがない、という人が多いのではないかと思います。

実のところ、"kerchief"という独立した単語が元からあり、「カーチフ」などと呼ばれるももを指しますが、「カーチフ」自体に馴染みがないかも知れませんね。

そもそも"kerchief"という単語は古フランス語couvrechiefに由来するもので、原義としてはchief(頭部)を覆うもの(couvre)、という意味です。

私も実のところ、このカーチフというものを知りませんでしたが、頭に巻く頭巾のような布で、欧州の女性が身につける、民族衣装の一種とされるそうです。

"kerchief"という単語は13世紀頃からあり、頭部を覆う大きめの布を指しましたが、その後handkerchiefが生まれるのは1520年代になってからだそうです。(Online Etymology Dictionaryによる。)

"kerchief"は普通に用いられますが、細かい定義までは知りませんが、バンダナ(bandana)、ヘッドスカーフ(headscarf)とも言われ、最近流行っているようです。


When it comes to glamorous head-wear, there’s no denying the retro romance of a silky headscarf – think Audrey Hepburn and her trademark babushka, or any given film scene where the heroine takes to the road in a convertible, styled with sunglasses and headscarf.
(Lucy Atkins. 5 best headscarves for women: the bandana and kerchief are back and here’s how you can rock the look this season. The Sun. July 28, 2021.)


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