敬老の日の3連休、いかがお過ごしだったでしょうか。
大型の台風14号が昨日鹿児島に上陸し、列島沿いに北上を続けています。折角のお休みの予定が台無しになってしまったという方もおられるかと。
日本の台風のニュースは海外でも報じられています。
Typhoon Nanmadol made landfall in southwestern Japan on Sunday night, as authorities urged millions of people to take shelter from the powerful storm's high winds and torrential rain.
The storm officially made landfall around 7 pm local time (1000 GMT) as its eyewall arrived near Kagoshima city, the Japan Meteorological Agency (JMA) said.
('Dangerous' Typhoon Nanmadol Slams Into Japan. AFP. September 18, 2022.)
"eyewall"という単語を初めて目にするように思います。
台風の目とはよく言いますが、"eyewall"は聞いたことがありません。
辞書を引くとちゃんと載っていて、
台風の目の壁
なんだそうです。
「台風眼の外壁」(研究社新英和大辞典)ともあり、台風の目の周囲の荒れ狂っているじょうご形の雲の層、という説明があります。
台風の目、台風眼(たいふうがん)は"eye"、その周りは"eyewall"ということで、別のものですが、気象予報などでこの"eyewall"を聞くことは少ないように思います。
時期を同じくして、中米でのハリケーン被害の記事を見かけましたが、ここでも"eyewall"が使われています。
Both microwave satellite and traditional radar from Puerto Rico show a formative eyewall wrapping nearly entirely around Fiona’s deepening center, with its strongest winds roughly 35 miles to the northeast and less than 50 miles south of Puerto Rico.
(Michael Lowly. Fiona almost a hurricane, bearing down on Puerto Rico. Local10.com. September 18, 2022.)
台風の目は無風と言われますが、目の壁は暴風域です。早く遠くに去ってもらいたいものです。
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