世界中の何十億という人が日々使っている検索エンジンと言えば、まずはグーグル(Google)の名前が上がるでしょう。
ところで今更ですが、グーグルはなぜ"Google"と言うのでしょうか?
答えは以下に。
Google might be one of the most popular search engines on earth, but many people are just discovering how it got its unusual name.
(中略)
However, as many astute users pointed out, the iconic blue, red, yellow and green letters are not an abbreviation but rather a play on the word “Googol.” For the uninitiated, that’s arithmetic lexicon for 10 raised to the power of 100 or 1 with 100 zeroes behind it — an almost inconceivably huge number.
Interestingly, this term was coined in 1920 by Milton Sirotta, the 9-year-old nephew of American mathematician Edward Kasner, who frequently referenced the figure in his 1940 book “Mathematics and the Imagination.”
(Ben Cost.Secret meaning behind ‘Google’s name leaves internet users shocked. New York Post. June 11, 2024.)
最近の英和辞典ならば、"Google"を英単語のエントリとして載せているかも知れませんね。確認した訳ではありませんが、社名、検索エンジンの固有名詞が、グーグル検索を行うという意味の動詞としても用いられるという説明と共に、語源についても解説があるのかも知れません。
小生の手元にある辞書は古いため当然ながら載っていないのですが、グーグルという名称は、引用した記事に解説されていますように、
googol
という単語から来ているんですね。
この"googol"というのは、10の100乗という、とてつもなく大きな数字を指す造語で、米国の数学者Edward Kasner(1878-1955)が作ったと、これは古い辞書にも載っています。
なお、正確にはこの数学者の9才の甥が"googol"というスペルを思いついたそうです。その心は?
このちょっと変わった、ナンセンスにも見えるスペルが、途方も無く大きい数字を表すのにピッタリだった、ということらしいです。
さて、"googol"が「グーグル」になった経緯については、どうなのでしょうか。
当時社名を検討していた創業メンバーらはインターネット上のドメインを取得するため、使われていない名前を探していたところ、この"googol"という、恐らくは誰も知らないような単語に目星を付けたということのようです。
ところが、その後、恐らくはドメイン登録を進めて行く中でスペルを間違えてしまい、"google"になったしまったということなのです。つまり、スペルミスから生じた社名ということです。
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