個室トイレの中でスマホを使う人がいます。トイレの中でスマホを使っていてつい滞在時間が長くなってしまった、という人は多いのではないでしょうか。小生も一度もしたことが無いとは言えないので指摘されると心苦しい次第ですが・・・。
便座に座る時間が長くなると下腹部周辺の血流が圧迫されるなどして、痔疾などの原因となるため避けるべき、と専門家は警告しています。
Let’s be honest — people have a habit of bringing their phones to the bathroom. I’ve been guilty of it myself, and chances are that someone is on the toilet reading this article right now. A three-minute trip to the loo can easily turn into 15 minutes of reading, scrolling and posting.
It might seem a harmless way to pass the time when you’re going number two. However, experts warn that what they call prolonged sitting on the toilet can harm your health.
(中略)
People should spend an average of five to 10 minutes on the john, according to Dr. Farah Monzur, an assistant professor of medicine and director of the Inflammatory Bowel Disease Center at Stony Brook Medicine on Long Island, New York.
(Jocelyn Solis-Moreira. Don’t sit on the toilet for more than 10 minutes, doctors warn. CNN. November12, 2024.)
推奨されるトイレでの滞在時間は5〜10分だそうです。トイレでスマホにアクセスする方は時間を計測してみては?!
さて、トイレは言わずもがな、bathroom、またtoiletと言いますが、記事中、婉曲表現として、
という単語が使われており、これは昔取り上げたことがありますが、更に、
john
という単語が出てきます。この"john"も以前取り上げたように思ったのですが、別の意味(売春宿の客の意)でした。
"john"にはトイレ、便所(特に男性用)の意味があるんですね。
人の名前であるJohnから来ているものですが何故Johnなのかという説明は見当たりません。
同じくトイレを指すのに、
johnny
とも言うそうです。また、
Johnny house
もトイレですが、こちらは屋外に設置されるトイレのことだそうです。
手元にあるOxford Dictionary of Euphemismsではトイレを意味する"john"の解説に、
From the cousin John men and women said they had to visit when they absented themselves.
という記載があります。
トイレのために席を外す時に、"cousin John"(いとこのジョン)のところに行く、と言ったということから、という説明と思われますが興味深い語源ですね。
このような言い回しが今でも通用するのか知りませんが、"cousin John"がトイレの意味で使われることもあるようです。
日本語でも便所を表す様々な言葉のバリエーションがありますが、人の名前を使ったものは聞いたことがありませんね。
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