今週のテーマ、髪の毛(hair)に関する表現、3日目の今日は、"against the hair"という表現を取り上げます。
"against"という前置詞からもお分かりのように、この表現は”意に沿わないこと”を意味しており、性分に合わないとか、不本意である、といった意味で用いられます。
以前に、"go against the grain"という表現を取り上げましたが、意味は同じで、表現の構造も似ていますね。
研究社の大英和には下記のような例文が紹介されています。
It goes against the hair with me.(わたしの性分に合わない、いやだ。)
実は、"against the hair"の実例を色々と検索してみたのですが、実際の使用例が見当たりません。最近ではあまり使わない表現なのでしょうか?
私が高校生の時から使っているプログレッシブ英和中辞典で"against the hair"を調べますと、”古体”(archaic)との補足があり、古い言い回しなのかもしれません。
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