USA Today紙の記事で"5 tech rip-offs to avoid"という興味深いタイトルが目に留まりました。
"rip-off"というのは詐欺(まがいの行為)という意味ですが、不当に高い料金を負わせるというような意味もあり、消費者を騙すインチキという訳です。
Most people are pretty smart when it comes to buying computers and other tech gear.
They use the Internet to research products and compare prices. And when they're ready to buy, they take advantage of coupon codes and free shipping offers. But the tech retail jungle is filled with booby traps that can snare even savvy consumers.
Steer clear of these bad deals and save more of your hard-earned cash.
(Kim Komando. 5 tech rip-offs to avoid. USA Today. March 8, 2013.)
早いものでもう3月も半ばになろうとしていますが、新年度を迎えるにあたってコンピュータを購入したり、携帯電話端末を買い換えたりという方も多いかもしれません。
PCはさておき、私は携帯電話端末や契約の料金プランの複雑さが大嫌いなのですが、ナントカ割、とか、xx年保証、などというわけの分からない体系には全くメリットが感じられず、むしろ騙されているのではないかと感じることしきりです。
さて、記事ではそのような"rip-offs"、つまりインチキについて、5つの指南がされています。
アメリカの話ではありますが、読んでいるとこれはグローバルに当てはまるよな、と思わずにいられません。
これからPCを買い換えようとかスマホにしようと考えていらっしゃる方はぜひご一読を。
ところで、rip-offという名詞の初出はごく最近らしく、ランダムハウス英和辞書では1970年とされています。(Merriam Websterでは、1969年となっています。)
ご存知のように、"rip"という動詞は皮をはがす、勢いよく裂くというような意味があります。Oxford Dictionary of Euphemismsによりますと、
Either by stealing or overcharging, with imagery perhaps from tearing paper off a pad or notes off a roll
という説明があり、詐取や不当に高い料金をふっかける行為と"rip"という動詞の引き剥がす、裂く、という意味との類似性から生まれた表現であることが分かります。
2013年3月11日月曜日
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