ニューヨークで突然のベビーブームの兆候が見られているそうです。ある産婦人科ではここ数週間の来院人数が30%以上も増加、診察予約の電話や検査のスケジュールで大忙しなのだそうです。
単なる偶然("Coincidence?")でしょうか?
Jennifer Adamo and her boyfriend decided to ride out Superstorm Sandy together in her Staten Island apartment. For two scary days, they remained inside, only leaving once to see how bad things were getting outside. When they saw all of the downed trees and power lines, they quickly retreated back into the cold, dark apartment.
Without power, there was no TV or Internet to keep them entertained. So while they waited out the storm, they cuddled up and entertained themselves.
(Kate Storey. Hurricane Sandy's baby bump. New York Post. February 27, 2013.)
単なる偶然ではなさそうです。記事によりますと、昨年11月に猛威を振るったハリケーンSandyと関係があるということなのです。
なぜ、ハリケーンがベビーブームに関係してくるのでしょう?ハリケーンの被害により大規模な停電が発生し、テレビも見れず、ネットにもアクセスできず、という状況のお蔭で、できることはただ1つ、そばに一緒にいる人と"cuddle up"することだけだった・・・、ということのようです。
"cuddle (up)"とは、抱擁する、寄り添う、くっつく、という意味の動詞です。
ちょうどハリケーン来襲の頃に"cuddle up"したカップルがその後妊娠していることを悟り、産婦人科での受診増加につながっているという事態が発生しているようです。これらの人たちの出産は今年の夏、7月末から8月初旬に予定されています。
この時期に生まれる赤ちゃんは、"Sandy babies"と呼ばれることになるようですが、後に成長した時にどんな風に思うのでしょう?
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