そうです、ピーナッツなんです。私にはピーナッツには見えませんが・・・。
Hate buying some new gadget, only to wind up with a sea of packing peanuts that do little more than spill on to the floor? Don't be too quick to toss them out -- they may be the key to a new generation of lithium-ion batteries. Purdue University researchers have developed a heating process that converts these shipping leftovers into anodes (where lithium ions are stored during charging) made from carbon. On top of eliminating waste, this technique should lead to batteries that recharge much faster. The carbon anodes are only a tenth as thick as their commercially available counterparts, so they don't produce nearly as much electrical resistance.
(Jon Fingas. Packing peanuts are the key to fast-charging batteries. Engadget. March 23, 2015.)
少し唐突でしたが、あれのことを"packing peanuts"というとは知りませんでした。
上記の引用は記事の出だしの部分なのですが、読み始めて"packing peanuts"がいったい何のことやら分からず、数度読み直して、また記事の写真を見て初めて、ああそういうことか、と分かった次第です。
"packing peanuts"とは、壊れ物を梱包するときにクッションに用いる緩衝材のことです。緩衝材と言うと、プチプチ(気泡緩衝材)がまず思い浮かびますが、"packing peanuts"は発砲スチロールを細かい小片状にしたよう緩衝材で、ピーナッツ豆のような形状からそのように呼ばれるということです。(千葉県民の落花生好きの私にはピーナッツよりもかなり大きいように見えますが・・・。)
ちなみに、"packing noodles"、"styrofoam popcorn"などと呼ばれることもあるそうです。
さて、この"peanuts"は輸送での役目を終えてしまえばゴミになってしまう訳ですが(プチプチにはお楽しみがありますけれども)、これがリチウムイオン充電池の材料になりうるということでにわかに注目を集めているようです。
"packing peanuts"は軽くて便利な緩衝材である一方、その処分は厄介で環境に及ぼす影響も懸念があるためにリサイクルが課題とされていましたが、これを微粉砕してバッテリーの材料にするという新しい活用法が確立すれば画期的なものになるそうです。
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