つい先日、顔認証の技術についての新聞記事を読みました。この分野の技術は飛躍的に向上しており、イベントの入場ゲートなどでは顔認証システムを本人確認に利用しているところもあるそうです。また、将来は例えば子供が迷子になったような場合でも、無人機に搭載したカメラから顔認識技術を使って探し出すというようなことも可能なのだそうで、へぇと思いましたね。
新しいテクノロジーは同時にある種のリスクも包含しているものですが、この顔認識(顔認証)技術についてもプライバシー面での懸念があると言われています。
Glasses might be helpful for improved vision, but a new type are[sic] being tested that allow wearers to be invisible in unwanted photographs.
Invisibility Glasses by AVG, a software security company, were designed in a bid to help protect people's online identities in the digital age.
With the increased use of cell phone cameras in public, the glasses makes it difficult to capture a person's identity in facial recognition software, for example the kind used on Facebook.
(Myriah Towner. Privacy glasses debut that make you invisible from facial recognition in bid to protect online identities. Daily Mail. March 3, 2015.)
このプライバシー面での懸念に対するソリューションの1つが、
privacy glasses
と呼ばれるものだそうです。見た目には単なる眼鏡ですが、カメラのフラッシュなどに反応して目の周辺が発光し、撮影された画像は顔認識に使えないようにするもののようです。
さてはて、売れるんでしょうか?
"privacy glasses"という単語は辞書には載っていませんが、ひょっとしたら2015年の新語大賞にノミネートされるかもしれませんね。
2015年3月3日火曜日
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