ツイッター上で、Twitter社が“炎上”しています。皮肉な話ですが、同社社員がツイッターに投稿した内容がきっかけだったということです。
SAN FRANCISCO — Twitter has apologized for holding a frat house-themed party, which included a keg and a beer pong table emblazoned with the company logo, at its San Francisco headquarters.
A female Twitter employee brought attention to the happy-hour event by posting on Twitter an image that she then quickly deleted. But the photo had already been spotted by the Global Women in Tech Facebook group.
(Jessica Guynn. Twitter apologizes for 'ill chosen' frat house party. USA Today. July 22, 2015.)
何がまずかったのでしょうか?記事によれば、Twitter社員が本社内で"frat house party"を開催し、その写真を投稿したというところにあるようです。
私はこの"frat house party"というのが何のことかよく分からないのですが、辞書で"frat"を引くと、"fraternity"のことであることが分かります。
"fraternity"には友好の意味がありますが、"frat"には俗語的に、“女性と仲良くなる”という意味があるようです。何となくですが、"frat house-themed party"というのはこの臭いがし、要は、合コンみたいなものなのかと思いました。
しかしながら、記事を読んでいくと、同社でダイバーシティがあまり浸透しておらず、内外からいろいろと批判を浴びているという状況があるという背景があるようです。
そうしますと、ここでいう"frat house-themed party"というのは男性社員を中心としたパーティを指しており、おそらくそれが女性をあまり積極的に登用していない同社の文化の象徴というようにとらえられているという構図が見えてきます。(ちなみに"fraternity"の対義語は"sorority"で、こちらは女性を中心とした交流を意味しています。)
最終的によく分からないのですが、合コンにしろ、野郎中心の会合にしろ、あまり責められるべきもののように思えないのですがこれだけ批判が高まっているのはやはり"frat house party"というものに後ろ暗いところがあるからでしょうか。
そうなると、やはり女性絡みであることを示唆した表現なのではないかと思ったりします。
2015年7月23日木曜日
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