昼休みに弁当を食べながらグーグルニュースを見ていましたらトップニュースになっていたのが以下の記事でした。
Subway Suspends Spokesman Jared Fogle After Child Porn Raid
Subway suspended pitchman Jared Fogle on Tuesday after authorities raided his Indiana home in a child pornography investigation earlier that morning.
(Huffington Post. July 7, 2015.)
いわゆる児童ポルノの取り締まりに引っかかった著名人に関するニュースのようです。まだ逮捕されたわけではないようですが、家宅捜索を受けたらしく、役職停止処分になったようです。
役職停止処分となったのは、日本でもおなじみのサンドイッチチェーンのSubwayのスポークスマン、つまりは広報担当役員といったところの人のようです。
本文中では、
pitchman
と表現されています。
この"pitch"とは、"sales pitch"などという表現でも耳にする機会が多い、あの"pitch"と同じです。以前から疑問に思っていたのですが、"pitch"が何故に売り口上、のような意味を持つにいたったのでしょうか?
ご存知のように、"pitch"には実に様々な意味があります。野球のピッチャー、ピッチングも"pitch"ですし、音の高低を意味するピッチも同じ"pitch"です。
辞書の語源欄を見てみると、"pitch"の語源は中期英語で「突き刺す」という意味のpicchenに遡るそうです。
Oxfordのオンライン辞書によると以下のように定義されています。
A form of words used when trying to persuade someone to buy or accept something
杭などを突き刺して囲んだ場所を"pitch"と呼ぶようになり、さらには露天商などが商売のために店を張った場所をも指すようになったのだとか。路上のテキヤが通行人にしつこく売り込むその口上が"pitch"と呼ばれるようになったということです。(尤もこれは俗説かもしれません。)
とにかく"pitch"という単語には実に様々な意味がありますが、どのようにして個々の意味が発展してきたかについては明確なものが無いということのようです。
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