ゴキブリは誰にとっても忌まわしい存在に違いありませんが、ゴキブリに助けられる日が来る、というと大袈裟でしょうか?
災害時の生存者確認や救助に活躍するロボットのモデルとして、ゴキブリが注目されているそうです。
WASHINGTON -- When buildings collapse in future disasters, the hero helping rescue trapped people may be a robotic cockroach.
Repulsive as they may be, roaches have the remarkable ability to squish their bodies down to one quarter their normal size, yet still scamper at lightning speed. Also, they can withstand 900 times their body weight without being hurt. That's equivalent to a 200-pound man who wouldn't be crushed by 90 tons on his head.
The amazing cockroach inspired scientists to create a mini-robot that can mimic those feats of strength and agility.
(Cockroach-like robots may be the future of disaster help. CBS News. February 8, 2016.)
つい先日も台湾で大きな地震があったばかりです。倒壊した建物から生存者を救出するための「72時間の壁」が新聞の見出しに見えます。
倒壊した建物のがれきに挟まってしまった人たちを助けることは容易ではありませんが、ゴキブリのロボットはそのような狭い場所にもスピーディーに入り込むことが期待されているそうです。
記事を読むまで知りませんでしたが、ゴキブリは自重の900倍もの重さに耐えることができるそうです。狭い箇所にも入り込むことができ、かつ敏捷であることは、災害救助ロボットに求められる要件をすべて満たしている、ということのようです。
さて、そのようなゴキブリロボットの特長の1つについて、
the remarkable ability to squish their bodies down to one quarter their normal size
という件があります。
"squish"という単語を初めて見ましたが、一体どういう意味でしょうか?
"squish"は"squash"が転化して生まれた単語なのだそうですが、"squash"には押し潰す、ぺちゃんこにする、という意味があります。
潰れてしまっては死んでしまいますから、身を縮めて狭いところに入り込むことができる、ということを言っているようです。Merriam-Websterでは、
to move into a space that is tight or crowded
と定義されていました。
そうそう目にすることの少ない単語ではないかと思います。
2016年2月10日水曜日
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