お正月のおせち料理にすでに飽き飽きして、普段の食事が恋しいという人は多いかもしれません!?(私自身もそうかもしれません・・・)
ハンバーガー最大手のマクドナルドがアメリカ国内のいくつかの店舗限定で、”fresh beef”を使った新バーガーを試験的に導入すると発表しました。
その名も”Archburger”!(日本語訳すると、「究極のバーガー」でしょうか?マンガ「美味しんぼ」を思い出します。)
McDonald’s is testing a new burger that is made with fresh beef, the Archburger.
A reference to the company's Golden Arches logo, the Archburger is going for a trial run at seven locations in the U.S. according to a research note by the brokerage Instinet.
In March, the Oak Park, Ill.-based chain announced it would start making its iconic Quarter Pounder with fresh beef in 2018.
McDonald's has been under increasing pressure to move to fresh-beef burgers due to the popularity of rival chains that offer them, from Shake Shack to In-N-Out Burger.
(Zlati Meyer. Fresh beef from McDonald's? Here comes the Archburger. USA Today. January 2, 2018.)
ありきたりな形容詞である”fresh”ですが、「フレッシュ」というカタカナが定着していることもあって、あまり気にしない人は多いかもしれません。
しかし、素朴な疑問なのですが、”fresh beef”を使ったハンバーガーって、実際どういうことなのでしょうか?
ここで、”fresh”の定義を改めて辞書に求めるのですが、カタカナで定着している「フレッシュ」は我々日本人にとっては、
新鮮、新しい
といった漠然とした概念かも知れません。
Merriam-Webster Dictionaryを引いてみると、
having its original qualities unimpaired: (中略)not altered by processing
とあり、要するに加工をしていない、という意味です。
研究社の新英和大辞典では、
(貯蔵・乾燥・塩漬けなどしていない)なまの
とあります。
それでは本題に戻りますと、マクドナルドの「究極のバーガー」なる新商品は「加工肉」を使わず、生肉(それとも、精肉?)から店舗で調理をするということでしょうか?(ビーフパティの材料になる挽肉は加工肉なのでしょうか、それとも”fresh meat”の扱いなのでしょうか?)
挽肉にするところから店舗で処理するとはちょっと考えられませんが、ここでそもそも、マクドナルドはどのように各店舗でハンバーガーを提供しているのかという疑問が出てきます。
ご存知の方には釈迦に説法ですが、こちらの記事にあるように、工場で一括して製造(加工)されたパティは冷凍下で各店舗に配送され、顧客の注文を受けて調理されます。
この前提に立てば、”fresh meat”を使うということの意味は、工場で加工されたパティを使わない、つまり各店舗で注文を受けてからパティを加工する、ということを指しているようにも解釈できます。
残念ながらこれ以上の詳細は分かりません。上記で引用したUSAトゥデイ紙記事中も、
McDonald's confirmed the Archburger test, but declined to share details.
(ibid.)
ということであり、また他報道でも詳細については分からずでした。
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