まずは記事の引用をお読みください。
A Texas woman died from a "flesh-eating" bacteria after eating raw oysters during a visit on the Louisiana coast.
That's according to Vicki Bergquist, who told Lafeyette's KLFY that her wife and a friend shucked and ate about two-dozen oysters before a rash appeared on her legs about 36 hours later.
They had purchased the raw oysters at a market in the New Orleans suburb of Westwego. Bergquist thought her wife, Jeanette LeBlanc, had an allergy.
(Josh Hafner. Woman dies from 'flesh-eating' bacteria after eating oysters. USA Today. January 8, 2018.)
ここ数年よく目にするようになった、"flesh-eating bacteria"(日本語でいわゆる「人食いバクテリア」と呼ばれています)による死亡事故があったようです。
"flesh-eating bacteria"による症状は専門的には壊死性筋膜炎と呼ばれるものだそうですが、傷口などが特殊な菌に感染することで体の細胞組織が壊死し、進行すると死に至るという恐ろしいものです。
原因は生ガキを食したことによるもののようです。
わたしも生ガキの類が好きですが、腹を下すくらいならまだしも、死んでしまうリスクがあるとなると食べるのに慎重になってしまいます。
さて、記事の本文中に見慣れない単語が使われているのですが、
shuck(ed)
という動詞です。
"shuck"を辞書で引くと、トウモロコシの皮という意味や、カキ、ハマグリなどの殻、という意味があります。
動詞としては、これら皮を剥いだり、殻を剝く、という意味となります。
このことから、被害女性は魚市場で「殻つきカキ」を買って食べた、ということが分かります。
ちなみに、"shuck"の語源は不詳とされています。
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