記事の引用からお読み下さい。
Little League, big league or beer league — that hurts.
Puerto Rico’s Angel Vazquez was looking to bunt against Panama pitcher Arod McKenzie in the fifth inning of their elimination game Monday at the Little League World Series when he took the first pitch he saw, a 77 mph fastball, to the groin. The video shows Vazquez immediately doubling over in pain and two coaches rushing to his side and calling for additional help.
(Anthony Barstow. Poor Little Leaguer offers unwitting reminder to wear a cup. New York Post. August 20, 2018.)
甲子園での高校野球がクライマックスですが、野球関連のニュース記事であることは読んで頂ければ分かると思います。
バントを試みた打者が速球を”groin”(鼠蹊部)に受けてしまいました。
鼠蹊部というと股間であり、要は急所に100キロ以上の速球が直撃したことになります。
打者は、
doubling over in pain
ということなのですが、そりゃ痛いでしょう。
この”double over”という動詞の表現は文字通り、身体をくの字に折って痛みに耐えている様子が想起されます。
辞書を引いてみると、”double up (with pain)”とも表現するようです。
ところで記事の内容に戻りますが、冒頭で、
Little League, big league or beer league — that hurts.
とある部分、どう解釈しましょうか?
話題になっているのはLittle Leagueの試合での(急所に球を受けるという)“事故”ですが、それが”big leagues”(メジャーリーグ)でも、”beer league”(これはアマチュアの大人が休日の楽しみにやる野球で、試合そのものは元より、試合後の飲酒に重きが置かれているという、ある意味皮肉の表現です)でも、(急所のボールを受けたら)そりゃ痛い、というくらいの意味でしょう。
2018年8月21日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿