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2023年4月28日金曜日

いかがわしい ー sketchy

今日は"sketchy"という形容詞を取り上げたいと思います。

"sketchy"の"sketch"とはご存知の通り、スケッチ、つまり素描(ラフ画)のことです。

用例をどうぞ。


Ever Google search for coupon or promo codes? You’ll probably waste 15 minutes putting in codes that don’t work. At worst, you’ll end up on a malware-infected site. Use these proven tricks to save money instead. 

Streaming is expensive, so you might be tempted to look up free TV shows or movies. Don’t do it. There are seriously sketchy sites out there.
(Kim Komando. Google’s Dark Side: 5 search terms to avoid at all costs. Fox News. April 27, 2023.)


記事で取り上げられている話題はお分かりになると思いますが、


sketchy site


をどう訳すかと言われれば、直前に出てくるマルウェアといった話から、いかがわしい(ウェブ)サイト、とするのが適当でしょう。

ラフ画(スケッチ)を意味する"sketch"がこのような意味になるのは一足跳びでは無さそうです。

"sketchy"を辞書で引くと、まずは「スケッチの、スケッチ風の」という意味が見えますが、続いて「ざっとした、未完成の」という意味が出てきます。(研究社新英和大辞典)

スケッチというものはラフであり、素描ですから、ざっとしていて「未完成」なのはその通りですね。

従って、ここから少し発展して、不完全、また貧弱、といった意味合いで用いられるようになったというのは納得の行くところですね。

さて、次の段階では、実質を欠いている、上辺だけの、というようなネガティヴな意味合いが強くなってきます。Merriam-Webster Dictionaryでは、


wanting in completeness, clearness, or substance


という定義がされており、同義語に"slight"、"superficial"などとあります。

そして意味合いはさらにネガティブなものに発展して、信頼が置けない事、いかがわしさ、などを意味するようになったとあります。


The adjective has more recently extended in use to describe someone who creates an impression of unsavoriness, or something that comes from an untrustworthy source or is itself untrustworthy, as in "a sketchy dude" or "a scheme that sounds sketchy."
(Merriam-Websterオンラインによる解説)


語義というものは意外な変遷を遂げるものだという一例でしょう。

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