会社の帰りにちょっと一杯引っかけて、ということがほとんど無くなりました。
パンデミックのせいで・・・、というのもあるんですが、外で飲むと最近はインフレもあって結構お金もかかるし、そもそも人付き合いも減ってきたということもあります。
外で飲むと言えば、居酒屋、呑み屋、バー、色々あるでしょうが、英語で、
watering hole
という表現があるのをご存知でしょうか?
"water(ing)"だと水ということになりますが、"watering hole"で出てくるのはもちろん水ではなくて、アルコールの類です。
A popular watering hole in England lost its “Pub of the Year” award after someone complained about a Nazi armband on display — although the item had been brought back by Allied soldiers celebrating victory in World War II, the owner said.
The Hole in the Wall in Bodmin had been named the best pub in the county by CAMRA Kernow, a local nonprofit, in part because of its peculiar ambience, according to Cornwall Live.
But the local joint, whose walls are lined with a stuffed lion, antique guns and a photo of Winston Churchill, lost the award after a complaint about the swastika armband, the outlet said.
(Steve Janoski. Bar loses ‘Pub of the Year’ award after complaint about Nazi armband that was actually WWII trophy. New York Post. March 27, 2024.)
"watering"には水を撒くとか、(動物などに)水をやる、という意味で使われるんですが、酒を提供するという意味になっているのは面白いですね。ビールを飲んで水分補給だと戯言を言うのに似ています。
また、"watering hole"であり、"watering hall"ではないことにも注目したいところです。
「ビアホール」は"beer hall"であって、"beer hole"ではありません。
"hole"は穴、くぼみやへこみのことですが、小さなむさ苦しい場所、狭い部屋、という意味があります。
"watering hole"が指すバーもビアホールのような広くて豪勢な場所というよりは、恐らくは数人も入れば一杯になるような狭いところを指していると思われます。
日本でいう、赤提灯をぶら下げた、こぢんまりした「呑み屋」みたいなイメージに近いかと。
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