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2019年5月19日日曜日

えいご1日1語は10周年を迎えました。

本日、5月19日は記念すべき「えいご1日1語」の10周年となります。

2009年5月19日の第1回目から、実に10年間に渡って続けることができ、感慨深いものがあります。

本日のこの投稿は2,640回目の投稿となります。

思い起こしてみますと、2009年当時、仕事で英語を使う機会が少なくなったことの危機感から、日々英語に触れる機会を持つための手段として、ブログで1日1語を取り上げるという方法を思いつき、実行に移したのがきっかけでした。

このブログを始める以前にも英語表現や単語、それらの語源に関する関心はありましたので、それらを自分自身の備忘録のような形でまとめておきたいというような構想はありました。

「月曜〜金曜、独断で選んだ1語」というコンセプトはスタート以来変わっておりません。

この「月曜〜金曜」毎日、というのはなかなか大変なものがありました。

まず、その日取り上げる「ネタ」となる単語、表現が見つからないということ。「ネタ」はそれなりに新鮮味があって、読んでいただく方がへぇー、と思っていただけるようなものにしたいという思いがありました。

ところがその「ネタ」がなかなか見つからない日というのがあります。

「えいご1日1語」で取り上げるネタは時事ネタ、特に海外メディアによるニュース記事から拾ったものがほとんどですが、ある日は朝一番に通勤電車でアクセスしたニュース記事にネタとなる単語に出会うこともあれば、またある日は何十という記事にアクセスしてもそのネタが見つからないことがありました。

正直なところ、週末の土日はこのネタ探しから解放されるのでホッとしています。

夏休みや年末年始など、旅行等に出かける場合は、移動先でネットへのアクセスができない場合があったり、そもそも記事を書くための時間が取れないことが想定されるので前もって記事を書き貯めておく、というようなことも何度かやりました。そのような場合は時事ネタではなく、あるテーマを決めておいて、そのテーマに沿った単語や表現を辞書等であらかじめピックアップするというようなことをやったものです。

10年間続けてきた中で良かったなと思うのは、ブログを読んで下さった方からのフィードバックを頂いた時です。

私は英語の専門家でも、教育者でも、何でもありませんので、記事の内容が学術的に正しいとか、英語を学んでいる人に役立つとか、そういうことは決して言えませんが、私自身が面白いな、興味深いなと思って取り上げた単語や英語表現について、同じように関心を持って下さる方からコメントを頂いたり、時に、参考になりました、というコメントを頂いた時には、嬉しいものです。

また、取り上げた単語や表現について、私が知らなかったことを教えていただくというようなこともよくあります。勉強になります。

私自身、多くの英語表現に触れてきたことで、語彙力が上がってきたということも実感しているところです。過去の記事を振り返ってみると、今日現在だったら取り上げなかったと思われる単語や表現をその当時は知らなかった、ということに却って驚きを覚えるということもあるものです。

さらには、ほぼ毎日海外のニュース記事にアクセスすることで、時事問題にも詳しくなり、海外の同僚などと雑談する際にも役に立つことが多くありました。

実は10年を一区切りとしてこのブログは一旦お休みにしようかということも考えたのですが、ここまで続けることで得られた多くのことを考えるとやめるのは勿体ないようにも思えてきたので、もうしばらくは続けてみたいと思っています。

ということで、月曜〜金曜、相変わらずその日のネタ探しに苦心する日がこれからも続きそうです。


2 件のコメント:

  1. 蘭です。
    先生のブログを発見したのは本当に偶然そのものでした。ただ「Once burnt,twice shy」というの表現の意味を探しているところたまたま見つかりました。そして、先生の解説が面白く、選んでくれた記事も興味深かったです。先生の他の文章を読みたくなって、まさか10年分の文章があったことにとても感心しました。今は毎日文章二つ読んでいくつもりですが、それでも最短5年かかります(もちろんこの計算は誤っていますw。先生はこれからも書き続けるからです。)。5年としたら、今23歳の私は28歳になります。その時、私の日本語会話力と英語力がどのぐらい伸ばしたのかを期待しています。その前に、先生について、毎日日本語と英語の記事や文章を読んで行くつもりです。
    先生!頑張ってください!私も10年間かけて一つのことを続けてやってみたいです。先生のような根性のある人になりたいです。私は頑張ります!

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    1. コメントありがとうございます。私は「先生」ではありません・・・。しがないサラリーマンです、念の為 :)

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