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2015年4月1日水曜日

アップルiWatch、購入にはやはり行列? ― white-glove

アップルのiWatchの発売が今月24日と迫ってきています。買う予定のない小生にはどうでもいい話なのですが、先日の発表があってからiWatchの話題をニュースのヘッドラインで目にしない日はほとんどありません。

報道によれば、iWatchはちょっと“値が張る”(どころではない!?)そうですが、そうなるとますます私のようなしがないサラリーマンが買い求めることはないでしょう。

ところで、iPhoneやiPadの発売時はアップルストア前には徹夜組を含む大行列が話題になりましたが、iWatchでもそうなるのでしょうか?

答えはどうやらそうではないようです。


Apple Watch Edition Buyers Getting Luxury, White-Glove Treatment

Apple is going upscale in a way it never has before in order to sell its high-priced wearable. The Apple Watch goes on sale April 24, but you won't be able to simply walk into a store and buy one. Instead, Apple will require appointments for watch seekers.
(Apple Watch Edition Buyers Getting Luxury, White-Glove Treatment. InformationWeek. March 30, 2015.)


価格帯については色々なものがあるようですが、$10,000~$17,000とされる富裕層向けのラインナップとなると話は別ということのようです。つまり、ビックカメラやヨドバシカメラ(、ヤマダ電機でもいいですが)で買うようなものではなさそうです。

こうした富裕層向けiWatchの顧客は、“特別待遇”(white-glove treatment)の対象で、予約を取った上でアップルストアに来店し、専門の店員から詳しい商品説明を受けるのだそうです。それも人であふれかえる店内ではなく、応接室のような個室で。

"white-glove"とはちょうどティファニーやらCartierなどの店舗で商品を扱う店員が白い手袋をしているイメージから生まれた表現でしょうか。銀座界隈のブランド店を外側から見たときのイメージです。

ところで、この"white-glove"という表現ですが、Merriam-Webster Dictionaryによると初出は1979年とあり、比較的新しい表現です。

一方で、同じ"white glove"でも、実験室や手術室でのそれもあるわけで、この場合は、汚れがない、清潔な、といった意味で用いられ、これは"white-glove treatment"とはやや異なるものだと思われます。


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